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レポート2018.04.21足が早くなるコツは焼き鳥になる!?「アスリート&芸人と楽しくスポーツ!スポーツランド in 新都心公園『かけっこ教室』」

4月21日(土)、那覇市の新都心公園フットサルコートで、「アスリート&芸人と楽しくスポーツ!スポーツランド in 新都心公園『かけっこ教室』」 が行われました。

講師は、高校インターハイ男子400m走で優勝した実績を持ち、「テラダッシュかけっこクラブ」の代表を務める寺田克也さん。サポーターとして吉本芸人の大西ライオンが参加し、多くの子供たちに足が速くなるためのコツを伝授しました。

小中学校の時は学校では足が速い方だったものの、飛び抜けて速かったわけではなかったという寺田さん。しかし、その後、走りの理論を確立したことにより、高校で日本一となりました。その経験を踏まえて、「走るのが苦手な子でも、この練習法ができれば心配ないです」と伝えると、大西ライオンがすかさず「心配ない…心配ないさーぁ!」とネタを口に。子供たちはびっくりしたのか無反応でしたが、周りの大人たちからは拍手が起こりました。

「声出していこう!」と寺田さんの掛け声で元気に準備体操を行った後、レクチャーがスタート。寺田さんは「走る時にどこを頑張ったら速く走れると思う?」と問い掛けると、腿上げや手の振り、足の回転、前を真っ直ぐ見て走るなど、子供たちからさまざまな回答が寄せられ寺田さんも感心した様子。

寺田さんによると、一番大事なのは「走る時の姿勢」とのこと。そこで、真っ直ぐ走るイメージを持たせるため、「今日はみんな焼き鳥になって走りましょう!」と、串の刺さった焼き鳥をイメージさせるというユニークな方法を取り入れ、練習もただ単に走らせるのではなく、姿勢を意識させた早歩きや、つま先を意識させながら垂直に5回ジャンプした後に走るなど、子供たちに興味や関心を育みながら教えていきます。

一緒に練習した大西ライオンは、走り続ける子供たちを前に、追い付くのがやっとな表情を見せるも、楽しみながら練習を実践することに手応えを感じたよう。参加した子供たちも口を揃えて「楽しかった」と充実した様子でした。

最後は参加者全員、笑顔で写真撮影。寺田さんは「参加した子供たちの中からオリンピック選手が生まれたら、『寺田コーチに教えてもらった』って自慢してね」とちゃっかりおねだりし、かけっこ教室は終了しました。