4月21日(土)、那覇市の桜坂劇場ホールCにて、特別招待作品『愛漫遊』の上映と舞台挨拶が行われ、チャーリー・チョイ監督、プロデューサーのサム・レオンさん、ミシェル・ワイさん、ゆにばーすのはらが登壇。また、ゆにばーすの川瀬名人、おかずクラブ​ ​、大自然、漫才少爺​が応援ゲストで登場しました。

本作品は、失恋したアラサーの女性が傷心旅行で香港から東京へ出掛け、そこで出会う人々と紡ぐ物語。ヒロインを演じたミシェルさんは「ほぼ同年齢の役なので、自分の性格を少し誇張したり、少し抑えたりしながら演じました」と、等身大の自分と重ね楽しみながら役作りしたと振り返っていました。

映画の出演者として登壇したはらは「女優のはらです」と誇らしげに自己紹介するも、応援芸人たちは大笑い。アットホームな撮影現場だったと話したはらですが、「あるシーンではずっと“ゲンゲン(怖い怖い)”と聞こえていた」と告白。見た目が怖いということだったらしく、このエピソードに「自分たちがやらせておいて」とおかずクラブ​がはらの援護に回ると、会場は大きな笑い声に包まれました。ただ、はらからは「顔で選んでくれてありがたい」と、自分のキャラクターを最大限にいかしてくれたチョイ監督へ感謝の言葉を伝えました。

はらと共演したミシェルさんからは「はらさんはバラエティ専門なので、普段でも身振りなどが面白く、笑いをこらえることが一番大変だった」と、役作りよりも意外なところで苦労されたようですが、楽しい撮影現場だったことがうかがえる一幕でした。

映画の中で、原作にはない東日本大震災のエピソードが描かれていることについてチョイ監督は、「ほとんど日本でのロケだったので、少しでも日本の事件や関心事を入れた方がいいのではないかと思いました」と、ロケ地の日本への気遣いを感じました。

最後にミシェルさんから映画を見に来てくれた観客のみなさんへ感謝の言葉が伝えられ、「映画の楽しさを他の人にも伝えていただきたいです」と笑顔で呼びかけて、舞台挨拶は幕を閉じました。

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