レポート2018.04.20パフォーマンスと旬の笑いで国際通りの「おへそ」が盛り上がる
4月20日(金)、那覇市のてんぶす広場ステージで「てんぶす広場お笑い&パフォーマンスステージ」が行われました。てんぶす広場ステージがあるのは賑やかな国際通りのちょうど真ん中。「てんぶす」というのは沖縄の言葉で「おへそ」という意味で、まさに那覇市の中心部です。ここにさまざまな芸人やパフォーマーが登場し、たくさんの来場者を楽しませました。
お昼過ぎにスタートしたステージには8組が登場。“イケメン風男子”山添と“イイ女の雰囲気出してる芸人”山﨑ケイのコンビ・相席スタートのMCで始まり、パフォーマーのラインナップが紹介されました。まず登場したのはタイ伝統人形の舞踊を披露するジョールイスです。男女3人1組で人形を操る伝統的な舞踊は、タイ独特の優雅な手さばき足さばきが人形に乗り移ったようで見応えがあり、客席の人たちも徐々に引き込まれていました。
続いて若手男女コンビの注目株・ゆにばーすの漫才です。コール&レスポンス勝負やパネル顔ハメ物まねなどのネタで客席を沸かせます。芸歴3年目のフースーヤはシュールな一発ギャグの応酬で独自のリズムを展開。よしもと沖縄所属唯一の女性コンビ・ハイビスカスパーティーは「旦那がトルコ人」のちあきの濃いキャラで笑いを誘いました。
そして5組目に登場したのは人気のピン芸人、ひょっこりはん。客席の女子からは「まじかわいい~」という声も。来場者は太陽の下、那覇の真ん中のステージでいろいろなパターンの“ひょっこり”を堪能しました。さらに、男女の機微を扱う漫才で安定の面白さの相席スタート、トータルテンボスのキレとテンポのいい漫才で次々巻き起こる笑いに、道行く人たちも足を止めて鑑賞する姿も見られました。
ステージのラストを飾ったのは、タイからやってきたアイドルグループ、SWEAT16!。アジアスターオーディションで選出され、2017年にデビューした13人のグループの初々しく華やかなパフォーマンスが、沖縄の観客を魅了しました。