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レポート2018.04.20本気で熱唱も爆笑の渦に包まれた「歌うま芸人カラオケバトル」が開演

4月20日(金)、那覇市の波の上うみそら公園特設ステージで「LIVE DAM STADIUM Presents『歌うま芸人カラオケバトル』」が行われました。

MCで登場したフットボールアワーの岩尾望と後藤輝基は、次にステージを控えるNMB48の男性ファンが最前列に陣取っている姿を見て「僕ら、NMBと一緒に番組やっているのにもうちょっと湧いてくれてもいいんちゃう?」と不満顔。しかし「盛り上がっていきましょー!」と後藤が音頭を取ると、会場が声援と拍手に包まれ「そうそう!これを待ってたんだよ」と、場の空気を一変させました。

歌自慢の芸人たちが本気で望んだカラオケバトルでは、キャプテンのレイザーラモンRG率いるRGチームに、ムーディ勝山、オリエンタルラジオ・藤森慎吾、トータルテンボス・大村朋宏と、美川憲一さんのソックリタレントとして沖縄で活躍中の魅川憲一郎さんの5人がチームを結成。そしてダイノジ・大地洋輔がキャプテンを勤める大地チームは、馬と魚、どさんこ室田、レギュラー・松本康太と、長渕剛さんのモノマネアーティストとして活動する東渕剛さんが結集しました。

1回戦では「これだけのために来ました」と話すムーディ勝山が持ち歌の「右から来たものを左へ受け流すの歌」を披露し、90.308点の高得点をマーク。一方、対戦相手の馬と魚は、コブクロの「流星」をチョイスするも、サビの途中でとんねるずの石橋貴明さんのモノマネを随所に入れたことが尾を引き、得点を伸ばせませんでした。

続く2回戦はハイレベルな一戦に。3日間の滞在期間中、2日間を“女の子と”カラオケに行き喉を鍛えてきたという藤森は、米津玄師の「Lemon」を歌うと、会場から黄色い声援があがり、80.074点とまずまずな結果。それに対し、どさんこ室田はDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」を原曲キーで歌いきるという離れ業を披露すると、得点も93.665点を記録し大きな拍手にわきました。

3回戦では、大村が桐谷健太さんの「海の声」を熱唱。しかし周りから過去に週刊誌に撮られたことを野次られ、「海の声じゃなくて世間の声やな」と言われ困惑顔。続いて、シャ乱Qの「シングルベット」を選んだ松本は、ボーカルのつんくさんを憑依させて歌うと宣言するも、自分で何度も笑ってしまい、2度も歌い直す失態をおかして後藤から強烈なツッコミが浴びせられました。

観客を指名して行われた4回戦ではそれぞれ結果を残し、シーソーゲームの展開に。そしてモノマネタレントによる5回戦は、魅川さんが「さそり座の女」を披露し、この日最高となる96.471点をマーク。東渕さんはライブバージョンの歌い方で挑みましたが、得点は伸び悩みました。

最後はいよいよキャプテン対決。エコーにこだわりを見せるRGは山下達郎さんの「Ride On Time」、大地はバブルガム・ブラザーズの「WON’T BE LONG」で勝負。しかし2人とも思わぬ低い得点に信じられない表情です。

結果発表の前には、アシスタントを務めたよしもとアール・アンド・シー所属アーティスト、fumikaがSuperflyの「愛をこめて花束を」を熱唱。プロの音域と迫力で圧倒し、後藤も「小さな体なのにどっからそんな声でんの!」と舌を巻くほどでした。また藤森は歌う姿に魅了され「君かわうぃねー!」と得意のチャラ男キャラで呼びかけるも、fumikaに「チャラいな」と言われ苦笑いを浮かべました。

カラオケバトルの結果は、502対464でRGチームの勝利。「魅川さんのおかげ」と勝因を話すRGに対し、大地は「笑いをこらえきれずに歌えなかった松本と、石橋さんのモノマネに執着した馬と魚の責任」と敗因を分析。MCの岩尾は「勝ったチームは何かもらえないの?」と質問を投げかけると「勝ったチームは優先的に舞台からはけられ、楽屋で先にお茶が飲める」と後藤が即座にツッコみ、約1時間半に渡る熱いステージは幕を閉じました。