ニュース

レポート2018.04.20沖縄の美しいビーチを舞台に描く女子高生青春アニメが登場

4月20日(金)、那覇市の沖縄ラフ&ピース専門学校で「沖縄がアニメの舞台に!TVアニメ『はるかなレシーブ』プロデューサートークイベント」が行われました。『はるかなレシーブ』は、沖縄を舞台に、ビーチバレーに情熱を注ぐ主人公・大空遥と比嘉かなたの青春スポーツアニメ。ゲストとして登壇したのは、『はるかなレシーブ』のプロデューサーである吉武真太郎さんと、音響監督で、沖縄ラフ&ピース専門学校の講師も務める長崎行男さんのお2人です。

まず、プロデューサーとはどんな仕事かと質問された吉武さんは「原作を見つけ、お金やスタッフを集め、アニメを作る環境を整える仕事」と紹介。アニメ化を決めた理由については「まっすぐで普遍的な青春ものだから」と話してくれました。メインキャラクターは女子高生7人で、7人のボイスキャストは、スタジオで実際の掛け合いや叫ぶテストをして決定したそうです。さらに音響監督についても「プロデューサーと監督の決めた方向性の中で音に関する部門を取りまとめる仕事」と長崎さんが解説しました。

沖縄ラフ&ピース専門学校生から「聖地巡礼が話題になりますが、どの場所が登場しますか」と質問があがると、吉武さんは「見た人が探して自然と来てもらいたいです。だから今はあえてここだとは言わないことにします」とアニメファン心をくすぐります。また、別の学生から「沖縄を舞台に描く際のこだわりは?」と聞かれると、「砂のサラサラした感じの表現にこだわっています」と明かしました。

最後に学生に向けて、吉武さんから「強みや得意分野を自分でわかっている人が結果を残せる」、長崎さんから「既存の真似をしても意味がない。短所が長所かもしれない。自分にしかない魅力を発見しよう」と学生に向けて温かいアドバイスが送られ、イベントは終了しました。

『はるかなレシーブ』は今夏放送開始となります(沖縄での放映は調整中)。