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レポート2018.04.21宮崎美子さんらがロケ地・熊本の魅力をPR!『それでも、僕は夢を見る』『POST入ル』舞台挨拶

4月21日(土)、那覇市のよしもと沖縄花月で地域発信型映画『それでも、僕は夢を見る』『POST入ル』の上映と舞台挨拶が行われました。

熊本県八代市を舞台にした『それでも、僕は夢を見る』は、東京の生活で心に傷を負った主人公が、故郷で高校生の頃の夢に触れ、旧友たちとの交流を通して心の再生を図っていく物語。上映後の舞台挨拶には、山口健人監督、主演の遠藤雄弥さん、宮崎美子さん、森永悠希さん、佐藤玲さん、福島善成(ガリットチュウ)、DMOやつしろの長石祐司さんが登壇しました。

八代の美しい景色をバックに、主人公の心の機微が丁寧に描かれている本作。主演の遠藤さんは今回の難しい役柄について「そのとき感じたことをフラットに演じようと思っていました」と、気負わず自然体で役に取り組んだことを明かしてくれました。

今回出演した宮崎さんとガリットチュウ・福島は熊本の出身。熊本の魅力を聞かれた宮崎さんは、はにかみながら「どっしりと地味でやぼったい田舎です」と話し、客席から笑いが起きますが、「田舎のもつ自然が、今回の再生の物語にぴったり合っていたと思います」と温かいコメント。福島は熊本のナイトスポットの魅力を熱く語り、会場が大きな笑いに包まれました。

続く2本目の作品『POST入ル』は、密かに好きだった同級生を突然亡くした失意の女子高生に起こる思わぬ奇跡を描いています。上映後の舞台挨拶には、立川晋輔監督、高野祐衣、お~い!久馬、清水圭、おいでやす小田が登場しました。

立川監督は作品について「京都の小学生の絵日記が作品の原作になっている」とコメント。観光地ではない普通の住宅街を舞台に、友達との出会いや別れをつづった絵日記が物語のベースになっていると話しました。

主人公の女子高生を演じた高野は、1月に行われたというロケについて「とにかく寒かった!」とちゃめっ気たっぷりに告白。おいでやす小田も「撮影裏ではキャストがストーブの取り合いをしていた」と真冬のロケの裏話を明かしました。

主人公と関わる重要な役どころで出演したお~い!久馬は、撮影時のおいでやす小田について「舞台出身だからとにかく声がデカい」とツッコミ。作品の流れをつくるシーンで登場する清水圭は、劇中でアドリブを交えた演技を披露したそうで、立川監督から「さすがだった」とベテランならではの味で賞賛されました。

最後に、京都府文化観光大使のおいでやす小田が「2018年3月に閉館した映画館・京都みなみ会館でも撮影できてうれしかった」と話し、京都のなにげない街の風景や魅力が盛り込まれた作品をPRして舞台挨拶を締めくくりました。