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レポート2018.04.21奥田瑛二さんが激励!モスクワ映画祭を経て監督・照屋年之(ゴリ)の新たな扉が開く

4月21日(土)、北谷町のミハマ7プレックスで特別招待作品『洗骨』の上映と舞台挨拶が行われました。奥田瑛二さん、筒井道隆さん、水崎綾女さん、鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)、照屋年之監督(ガレッジセール・ゴリ)が登壇。自己紹介のコーナーでQ太郎が「10年前に流行ったギャグやります」と「卑弥呼です!」を披露すると、照屋監督が「それなら俺は20年前に流行ったギャグをやります。エンジョイ、プレイ!」と応戦するなど、会場は冒頭から笑いに包まれました。

お笑い芸人であるゴリが、監督として映画を撮り始めて10年以上、11作目となる本作は、沖縄に今も伝わる「洗骨(せんこつ)」という葬制の儀式を通して家族の再生を描く意欲作。バラバラになった家族がひとつになる姿や、親から子へ「生命」がバトンタッチされていく様子が、沖縄の風景とともに綴られます。

撮影は1ヶ月強の沖縄ロケを慣行したという照屋組。同じ釜の飯を食べながら、監督、出演者、スタッフ皆でアイデアを出し合い作品を作るという体験を通して、本物の家族のようなチームワークが生まれたそうです。

また、今年度の「モスクワ国際映画祭」の公式作品に選ばれ、4月23日(月)の朝からヘルシンキ経由でモスクワ入りするという照屋監督。海外の映画祭に監督と俳優、両方の立場で参加したことがある奥田さんは、心構えなどのアドバイスを求められると、「向こうはすごいぞー!」とひと言。そして「モスクワにしてもカンヌにしても、世界観が違いますから。海外の映画祭にいる人たちが、いかに映画を愛しているかがわかる。そして監督へのリスペクトがすごい。ゴリから映画監督・照屋年之になるという体験をして、彼のもう1つの扉が開くと思いますよ。存分に楽しんで来てください」と続け、照屋監督と作品の未来にエールを送りました。