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レポート2018.04.22初の「おーきな観客賞」は『レオン』がグランプリ!外国語映画部門は『蕭何、月下に韓信を追う』が受賞

4月22日(日)、那覇市のよしもと沖縄花月で4日間にわたって開催した「島ぜんぶでお~きな祭 第10回沖縄国際映画祭」のクロージングセレモニーが行われました。

セレモニーに先立ち、沖縄国際映画祭実行委員会名誉会長である翁長雄志沖縄県知事の代役として富川盛武副知事より「全国や海外から島ぜんぶでおーきな祭にご参加頂いた皆さまに感謝を申し上げます。大﨑社長をはじめ、関係者の皆さまに御礼を申し上げます。おーきな祭で沖縄の魅力を笑顔とともに発信することは大きな力になっております」と感謝が述べられました。

そしていよいよ第10回沖縄国際映画祭各賞の発表です。
地域発信型映画からは「地域ハピネス賞」に千葉県千葉市の『空からの花火』が、「ひかりTV応援賞」には鳥取県湯梨浜町の『純朴な梨農家の青年に、トラックが襲いかかる』が受賞。

「JIMOT CM REPUBLIC」では、今回のノミネート作品の中から、海外部門としてネパールの『ネパールの子どもたちと学校』、全国46都道府県部門では京都府京丹後市の『便利さよりも安心を』、沖縄県41市町村部門では与那原町(よなばるちょう)の『プロポーズ』がグランプリに選ばれました。

さらに、今回新たに設けられた「おーきな観客賞」は観客投票により決定する賞です。栄えある最初の「おーきな賞」を受賞したのは『レオン』、外国語映画部門では『蕭何、月下に韓信を追う』が選ばれました。
『蕭何、月下に韓信を追う』のトウ・シュンケツ監督は「映画に基づく映画で、伝統的な作品ですが現代の人材育成や人材発掘に繋がっている。3Dやサラウンド技術で古典と現代をつないだことが選んで頂いた理由ではないでしょうか」と受賞の喜びを語ります。
『レオン』の主演を務めた知英さんも「映画祭への参加も初めてで、賞を頂くのも初めて。なによりお客さんが選んでくれたことがうれしいです」と喜びをかみしめました。そして黒木メイサさんがプレゼンターとして2作品に賞を贈呈しました。

贈呈式が終わり、続いて沖縄国際映画祭実行委員会の安里繁信副委員長が「大﨑社長ひとりの思いで立ち上げたイベントが10年続くことに敬意を表します。映画祭も街づくりから人づくりに進化してきました。10年を迎えましたが、思い出を振り返るのではなく、明日のために新しいことをやっていきたい」と力強く挨拶。

最後に吉本興業の大﨑洋社長が登壇し、「10年経ちました。ありがとうございます。色々な人、色々な場所、朝昼夜問わずお世話になりました。ご協力頂き、ありがとうございました」と各所に感謝を述べ、「映画祭を続けて、沖縄に寄り添って、一歩一歩前に進もうと思いますので、今後ともよろしくお願いします」とセレモニーを締めくくりました。
同時に、次回開催が来年2019年4月18日(木)~21日(日)に決定したことも発表されました。