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レポート2018.04.21黒木メイサさんが初めて映画を見た映画館で作品への思いと地元沖縄愛を語る

4月21日(土)、北谷町のミハマ7プレックスで「マイ フェイバリットムービー ~Thanks to MOVIE & OKINAWA~」が行われました。同イベントは、沖縄国際映画祭10周年を記念した新企画。沖縄にゆかりのあるゲストを招いて、大好きな映画作品の上映とトークを展開します。

記念すべき第1回のゲストとして登場したのは沖縄県出身の女優の黒木メイサさん。司会進行を務めたのは、映画パーソナリティのコトブキツカサさん。また、ガレッジセールの川田も一緒に進行を務めました。

黒木さんが好きな映画として挙げたのは、ジェームズ・キャメロン監督作、レオナルド・ディカプリオ主演の大ヒット作品『タイタニック』です。上映後、コトブキさんと川田が登壇し舞台挨拶が始まりました。

川田は「この映画は東京で2回見ました。違う女性と…」と意外なエピソードを明かすと、場内から失笑されてしまいますが、「それにしても『タイタニック』はほんとにいいですよね。見終わった後、とりあえず船首に行きたくなりますよね」と続けると、今度は笑い声が聞こえ、お客様の共感を得たようです。

エピソードトークで盛り上がるふたりから、遂に黒木さんが会場に呼び込まれると、待ってましたと言わんばかりのひと際大きな拍手が起こりました。黒木さんは開口一番、「今回は、ここで皆さんにお話しするためと、夜にお酒を飲むために来ました」と自己紹介。客席からは大きな笑いが起き黒木さんを迎えました。

黒木さんは、初めて映画館で見た作品が『タイタニック』だったと話し、「しかもこの劇場で見たんですよ。このお話をいただいたときに会場がここだと知って、じゃあ見てもらうのは『タイタニック』しかないと思いました」と、運命的なつながりを感じさせる上映作品への熱い思いを語りました。

上映当時に見たときは恋愛映画というよりも、“船が怖い”という印象が強かったという黒木さん。それでも「家族で見に来たのでラブシーンが恥ずかしかったのを覚えています」と、当時の様子を振り返っていました。

「メイサさんは模合(もあい)ってやっているんですか?」と川田が黒木さんに質問すると、映画と関係ない話題に場内は爆笑に包まれました。“模合”がよくわからないというコトブキさんへ、黒木さんと川田が「自治体の互助会のようなもので、みんなでお金を出し合うもの」と詳しく説明をしました。

沖縄独特の文化を黒木さんもやっているのか客席も興味津々の様子。「前はやっていたんですが今はやってないんです」という黒木さんの回答に、川田は「やっぱりやってたんですね」と、“沖縄あるある”を実践していた黒木さんに感動した様子でした。映画への思いだけではなく、地元沖縄に対する思いも聞くことができたお客様たちは、終始笑顔で黒木さんの話に聞き入って楽しんでいました。