4月21日(土)、那覇市の波の上うみそら公園ビーチステージにて、「波の上スーパー歌謡祭」が行われました。

ダンス応援団によるオープニングアクトの後、MCの椿鬼奴とRG（レイザーラモン）に招かれ登場したのは、細川たかしさんの「北酒場」で有名な作曲・作詞家の中村泰士氏。軽快なトークでステージを盛り上げます。

３人の呼び掛けで、元AKB48の岩佐美咲さんが鮮やかな青の着物で登場し、新曲「佐渡の鬼太鼓」を披露。小雨の降る野外ステージと条件の悪い中でしたが、岩佐さんへの大きな声援が。「普段演歌を聴かない方も、ぜひこの機会に興味を持っていただければ」と思いを語っていました。

次は、細川たかしさん公認のこぶしたかし（RG）が登場。中村氏と北酒場を一緒に歌うと、歌の合間に会場から「タイジ～！」とコールが起こり、戸惑いながらも少し嬉しそうな様子でした。

満を持して登場したのは、大御所、水谷千重子！。千重子節で「キューティーハニー」を歌い上げ、会場のつかみはバッチリです。

また、千重子の悪友（!?）の倉たけしも登場し、「ミッキーに許可は得ている」と、2人で「美女と野獣」を熱唱。2人の歌の完成度の高さに感嘆の声が上がる一方、うま過ぎてなぜか笑いが起きてしまうという不思議な状況になりました。

最後は、水谷の後輩である台湾出身オネエ系演歌歌手の春澪が登場。昨年2人でリリースしたナンバー「抱いてフラ・フラ」を披露しました。

2人の振り付けに合わせて観客もノリノリ。風が吹き荒れるステージ上で春澪のチャイナドレスの裾がめくれ上がるたびに、春澪が少し恥ずかしそうにしていると、観客から「オフホワイト！」とまさかのいじりが。春澪はかなり動揺したようでしたが、「去年大変やったんやで！」と自虐ネタに切り替え、会場は爆笑。観客と一体となった笑いが溢れるステージになりました。

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